高校を卒業した後、バスケットボールを続ける環境が
大きく分けて3つある。
学校の部活動、サークル、社会人である。
今回は社会人バスケットについて紹介する。
京都府社会人バスケットボール連盟は
クラブチーム連盟と実業団連盟が統合され、
2018年に発足した。
参考サイト:京都府社会人バスケットボール連盟
『 社会人 』と銘打っているが、
クラブチームも参加しているので、
大学生でも選手登録が可能である。
(学連との二重の登録は不可)
実業団連盟に所属していたチームは
島津製作所やパナソニックなどの企業チーム、
京都市消防局や京都市役所などのチームがある。
( 山城高校 → 大学のサークル → 社会人 の 角地選手
高校時代はインターハイ京都府予選決勝戦で洛南と大接戦の死闘を繰り広げた。 )
「 京都教員 」チームはその名の通り
教職員で構成されたチームである。
普段、選手を指導している先生も多く、
スクリーンアウトに抜かりはない。
( 全日本教員バスケットボール選手権大会で5度の優勝を誇る 京都教員男子チーム )
高校卒業後、大学に進学しても部活動やサークル活動に参加せずに
社会人チームに所属する選手もいる。
( 高校卒業後、社会人連盟(当時はクラブチーム連盟)のP.YES.Pに所属した 奥村選手
高校時代は全国大会も経験している。 )
大学の体育会バスケットボール部でプレイし、
卒業後に社会人連盟のチームに所属する選手もいる。
中には関東1部の大学でプレイ経験のある選手もいる。
( 洛南高校 → 中央大学 浜田選手
学生時代は全国のトップレベルでプレイしていた。 )
とはいえ、ほぼ毎日練習している
高校生や大学生とは運動量が違うので、
社会人チームが京都代表決定戦で優勝するのは容易ではない。
また運動量という点で考えると
高校時代、控えに回っていた選手でも
運動量豊富な選手は上位チームでプレイタイムを得ている。
( 高校や大学を卒業してもバスケットボールに熱中できる場所がある )
社会人バスケット連盟でプレイするには現在所属しているチームに入るか、
新たに自分たちでチームを立ち上げて連盟に加入するかである。
前者の利点として、すでにリーグが別れているので
自分が希望するレベルを選択することができる。
後者の利点としては高校の同級生など
気心知れた仲間とプレイすることができる。
ただ、新規加入の場合は、一番下のリーグからスタートとなるため、
社会人でも上位を狙いたい選手は既存のチームに加入するケースが多い。
R・J BeerZ のように 公式サイト で情報を発信しているチームもあるが、
基本的には人伝いで情報を得てチームを探すのが良いと考える。
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