今回のParkインタビューは『 地域版:宇治市 』として
次代の指導者にお話を伺った。
橋本 大知 先生( 26 )
指導者経歴
宇治市立宇治中学校男子バスケットボール部顧問 ( 2018〜 )
山城地区DCスタッフ ( 2020〜)
( ※山城地区DC 簡単に言えば、山城地区の選抜チーム )
プレイヤー歴
小学3年 スピリッツミニバスケットボールクラブ入団。
6年生時 主将を務め、近畿大会に出場。
中学は東宇治中学に進学。
中学2年生 1月の府新人戦では準優勝となるが、
夏の府大会では1回戦敗退。
ミニバスに続き、中学でも主将を務める。
その後、山城高校に進学。
高校3年生の時にインターハイ京都府予選 準優勝、
近畿大会準優勝を飾る。
大学は京都教育大学に進学し、
関西3部リーグ4位で学生バスケットに終止符を打った。
【 Q.指導者を志したきっかけや影響を受けた人物はおられますか 】
ミニバスのころから指導者に恵まれてきました。
ミニバスの田中コーチ、中学の松本コーチ、高校の西田先生と、
それぞれタイプは違うものの、バスケットボールの魅力を
存分に教えていただきました。
先生方の真剣な姿をみて、その背中を追いたいと思いました。
また、高校でバレーボールを指導している父親の姿にも
影響されていたのだと思います。
【 Q.バスケットボールで思い出に残る試合はありますか 】
選手として活躍した試合はほとんど記憶にありませんが、
強いてあげるなら、山城高校3年生の近畿大会、滋賀県1位の光泉高校との試合です。
高校時代は自分よりもレベルの高い環境でしたので、
出場機会が限られていました。
その試合は、京都府予選で洛南高校に負け、
近畿大会でのリベンジを目指していたので負けられない試合でしたが、
大学入試のため、主要メンバーが1人欠場しており、出場機会が回ってきました。
大した活躍ではありませんが、やっとチームに貢献できたという手ごたえはありました。
試合の後に、( 山城高校顧問の )西田先生から
「 今日はよく頑張ったな 」と声をかけていただいて、
「 3年間腐らずやってきてよかった 」と
報われた気持ちになったのを今でも覚えています。
【 Q.普段の指導でどんなことを大切にしていますか 】
バスケットボールの指導を通して人間を育てるということです。
また、選手自身が考えて実践することを目指しています。
【 Q.今の中学校3年生にメッセージをお願いします 】
「 置かれた場所で咲いてほしい 」
カテゴリーが変わると、体格やスキル、チームシステムで壁にぶつかることが出てくると思います。
その中で、自分ができることを探し、自分の可能性を信じて、一歩一歩進んでいってください。
コロナで不完全燃焼の人が多い代だったので、高校で花開くことを期待しています。
( 暖かい眼差しで生徒のプレイを見守っておられる橋本先生 )
写真は昨年行われた山城DCのゲームより。
Basket Park 地域版 では
地域の選手や指導者を紹介させて頂きます。