高校バスケット

京都ウインターカップメモリー#3

2021年の京都の女子バスケットボール界にインパクトを残したチームといえば

京都女子高校もその一つに挙げられる。

5月のインターハイ予選では

府大会出場チームを決める市部代表決定戦で

久御山高校に勝利してトーナメントを勝ち上がっている。

( 久御山高校は2021WC予選で鳥羽高校相手に前半リードを奪った。

また2022年新人戦ではベスト8に入っている。 )

さらにウインターカップ京都府予選では12年ぶりのベスト8に輝いた。

京都女子高校の2021年シーズンはインターハイ予選とウインターカップ予選の

両大会で会心の勝利を手にした。

( 京都女子のキープレイヤー#17 上山 )

 

京都女子の特徴といえば

『 選手の特徴を掴みづらいのが特徴 』と感じた。

どういうことかと言うと、5人がチームの約束事を守り、

チームバスケットに徹するので、一人一人の特徴が掴みづらいのである。

パスを繋いで1対1を仕掛け、

無理ならパスを返して、再び1対1のチャンスを伺う。

個人スキルや高さで劣る京都女子にとっては

いかに確率の高いシュートを打てるかが重要である。

チーム内の個人スキルの序列ではなく、

シチュエーションごとにより確率の高いシュートを

打つことが出来る選手にボールが巡って来る。

だから、どの選手もキャッチ&シュートや

ワンドリブルでプレッシャーをかわしてのジャンパーが中心となるので

個人の特徴は掴みづらい。

( 上山と息のあったプレイ #16 松本 )

 

この特徴の掴みづらさが守りづらさに繋がると感じた。

京都女子は5人が同じように攻めてくるので

相手チームにとっては、どこを重点的に守ったら良いのかを決めることが出来ない。

特定の選手を意識すると、フリーになった選手にシュートを決められる。

そして、どこかの時間帯で京都女子のオフェンスの波が来ると

完全に京都女子のペースとなる。

〝   すぐ追いつけるだろう 〟が

〝   少しでも早く追いつきたい 〟に変わり、

相手チームは無理なシュートを打ってしまい余計にペースを崩す。

 

 

( ここぞという時に頼りになる#18 秦 )

 

また京都女子のリバウンドが決して強いとは言えない点も

相手チームの無理なシュートに拍車をかけていると感じる。

逆に京都女子は自分たちの実力を理解しているので、

できる範囲のプレイを徹底する。

シュートクロックが残りわずかでも無理な体勢ではシュートを打たず、

24秒バイオレーションを自ら選択する時もある。

時計を止めてディフェンスを開始した方が無駄な失点を防ぐことができるからだ。

 

 

( 相手の隙をつくスリーが持ち味の#15 赤澤 )

 

そんな3年生のプレイを支えるのが2年生の立入選手である。

ボールを繋ぐ京女バスケットの更なる 〝 繋ぎ役  〟である。

相手のプレッシャーがある時はボール運びから参加する。

ハーフのオフェンスではフォワードポジションでドライブやスリーポイント。

オフェンスが停滞した時は、ポストから攻撃の起点となる。

1番から5番ポジションまで全てのプレイをする。

全員バスケットの申し子とも呼べる活躍であった。

(  オフェンスだけでなくディフェンスでもチームを支える #5 立入選手 )

 

個人の能力で劣っても、チームバスケットで勝つことができる。

バスケットボールの醍醐味を京都女子の選手がコートで証明してくれた。

 

 

リンク先:

ウインターカップ京都府予選

インターハイ京都府予選市部代表決定戦

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