2022ウインターカップ。
京都精華学園が第1シードの実力を発揮し、初の栄冠に輝いた。
札幌山の手との決勝戦では
#4ウチェ選手が35P18R、
#5柴田選手が22P、
#12八木選手が22Pと取るべき選手が得点を重ねた。
またスタートの残り二人の
#13 堀内選手は 9P 8AS 17R
#18 桃井選手は9P 35分出場で 2TO と
安定した持ち味を発揮した。
一方の札幌山の手は4森岡選手が31Pと気を吐いたが
チームトータルリバウンド札幌山の手の15本に対して
京都精華は57本と高さの不利を覆すことは出来なかった。
それでも決勝戦までに岐阜女子や明星学園など
高さで勝る相手を破っての準優勝は観ているものに多くの感動と勇気を与えたくれたに違いない。
今年も留学生を擁するチームがウインターカップの上位に食い込んでいる。
留学生というとBリーグでの外国人プレイヤーのように感じてしまいがちであるが、
中身は高校生である。
15、6歳で言葉や文化の全く違う日本という国に単身やってくることを踏まえると、
すぐにバスケットボールに100%集中できるとは考えにくい。
その点、京都精華学園の留学生は中学から日本でプレイをしているので
高校入学時には、すでに日本の生活に慣れている。
ウチェ選手自身の身体能力やメンタル面も本当に素晴らしいが
京都精華学園の中高の育成プランが今回の栄冠に繋がったと感じた。
( 写真は 2022ウインターカップ京都府予選より )