2021年度京都府ジュニアバスケットボール選手権 vol.2では
様々な地区の選手が集まるチームで高校への準備ができると述べたが
一つの中学校のメンバーが主体のチームはどうか。
結論から言えば、高校で通用する動きを学ぶことはできる。
個人的な見解になるが
複数の学校の選手が集まる=高校のような体験ができる
→自分が高校で勝ち抜くためのプレイをいち早く理解し、準備できる。
一つの学校中心でプレイする=中学バスケットの理解度が上がる
→その動きを宝物として高校で勝負できる。
本人次第になるが、学ぶ気持ちがあればどちらでもプラスになる。
女子で優勝したTeam M ( 桃山中学 ) 加茂川クラブ( 加茂川中学)、
共に一つの中学校を中心としたメンバー構成である。
高校生のインターハイからウインターカップへの成長のように、
両チームとも夏の大会と比べて、チームバスケットの動きが飛躍的に伸びていた。
現在はコロナ禍で部活動が制限されてきたが、
もし、コロナ以前のように部活動の制限がなく、
クラブチームとして冬や卒業直前までバスケットを続けた場合、
相当高いレベルの中学バスケットを学ぶことができると感じた。
( 第3位の CLUB SIGNPOSTは高校の指導者のバスケットを学ぶことができる )
とにかく身体を動かしたい。
のんびり楽しくやりたい。
もっとバスケが上手くなりたい。
強豪校の先生の指導を受けたい。
ミニバスの時のメンバーで集まりたい。
上手い選手と一緒にやりたい。
ライバルチームの先生に教えて欲しい。
ディフェンスを磨きたい。
体幹トレーニングを重点的にやりたい。
今後U15クラブチームが更に発展していけば、
自分が求めるものにより、チームを選択できる時代がくるかもしれない。
クラブチームの掛け持ちについては各チームの考えがあると思うが、
カリキュラム重視で通うクラブを曜日ごとに選択したり、
他競技のクラブチームに週1回だけ参加するなども面白いのではないか。
また今回は大会に出場したクラブチームを参考にしたので、
高校への架け橋としての印象が強くなったが、
大会に出場しないクラブチームもある。
中学生になってからバスケットを始めた選手(1年生や2年生)が通うクラブチームもあるので、
京都の頂点を目指す!!というクラブばかりではない。
自分が望むようなクラブチームはきっと存在しているはずである。
あとは通える範囲で見つかるかどうかである。
【 伝言板 】
今現在、U15のクラブチームについて情報を得るのは非常に難しいです。
検索してもミニバスのチームがヒットしたり、社会人のクラブチームがヒットしたり、
チームの比較が難しかったりします。
チームを紹介させて頂くことも可能ですが、高校では「 自主自律 」の力が試されます。
高校バスケットへの第一歩として自ら調べて、選ぶことに挑戦して頂きたいと思います。
素敵な出会いがあることを願っています。
BasketPark 編集部