2022年インターハイ京都府予選。
5月14日にベスト4チームが決定し、
翌15日には決勝リーグ第1戦目が開催された。
結果は以下の通り。
男子
洛南 71 ー 49 京都両洋
鳥羽 85 ー 94 東山
女子
京都明徳 30 ー 124 京都精華学園
鳥羽 47 ー 83 京都両洋
男子では洛南、東山が勝利した。
全国への〝 双璧 〟として存在している両校であるが、
今年は例年よりも点差が縮まる展開が予想された。
実際に、洛南は前半終了時点でリードは6点のみ。
東山は前半こそ35-57とリードしたものの、
後半は50-37と追い上げられた。
接戦の中、存在感をみせたのは
洛南 星川選手、東山 佐藤選手の
インサイドワークである。
星川選手は23得点中、2P 14得点、FT 9得点と
中に切れ込んで勝負していた。
ファールトラブル、リバウンド、スタミナの消費など、
高さとフィジカルがある選手がリングに向かってアタックを繰り返すことで
相手チームにはボディブローのようにじわじわと効いてくる。
オフェンスにとってもインサイドアタックはスタミナを消費するが、
粘りあるディフェンスに対して安直にアウトサイドへ逃げず、
執拗に攻め続けた姿に、全国区のチームのエースの力を感じた。
東山の佐藤選手も24得点中 2P 18点 FT 6点と
得意のターンステップを駆使してインサイドを攻め続け、
鳥羽のインサイドプレイヤーのファールトラブル(5ファールと4ファール)を引き起こした。
戦評リンク先 京都府バスケットボール協会
鳥羽-京都両洋
BasketParkではインサイドアタックの重要性についてこれからも伝えていきたい。