京都府バスケットボール協会ウェブサイトに
ウインターカップ京都府予選のトーナメント表が掲載された。
2020年になり、
新型コロナウイルスが徐々に社会に影響を与え出した。
アルコール消毒の徹底、
マスクの着用、
空気の入れ替え、
人の密集を避けるなど、
様々なコロナ対策の
経験を人類は積んできたが、
未だ終息は見えない。
右も左もわからず、
先輩の後ろ姿を追いかけた入学当初、
その1ヵ月後にはインターハイ予選の雰囲気を観客席から感じ、
夏休み中の厳しい練習を乗り越え、
冬には2学年上の先輩が引退し、
さあ自分たちもいよいよ高校の舞台で
羽ばたき始めるという時に
新型コロナウイルスが社会に影響を与え出した。
入学から数ヶ月は高校の練習に慣れるのが精一杯という点を考慮すると
多くの高校3年生にとって
コロナ禍の期間=高校バスケット生活
となってしまったのではないだろうか。
学校へ通えない日々、
バスケットが出来ない日々、
自分たちの力ではどうすることも出来ない状況とも直面した。
今後、バスケットが出来るのか、
大会は開催されるのか。
モチベーションの維持が困難だったのは想像に容易い。
ウインターカップ京都府予選まであと10日となった。
この舞台に立つ事ができる選手はメンタル面で
例年以上の逆境を乗り越えてきたに違いない。
戦術的な練習時間の不足を心の力で補って欲しい。
心 技 体
心の力の充実が、例年とはまた違った素晴らしい
バスケットをもたらしてくれると信じたい。